ヤクルト歴代ベストナイン投手編 金田正一
本日はピッチャーに関して語ろう。ヤクルトけんちゃんです。
ヤクルト(実際は国鉄時代)には金田正一というスーパーピッチャーがいた。
なんと通算400勝である。
近年名球会入りの条件である200勝すら難しくなっているというのに、400勝である。
現在のNO1投手は巨人の菅野かと思うが、菅野が今年で76勝である。
菅野は大学卒でしかも1年浪人しているので、現在29歳。
あと5年頑張って15勝づつ挙げて151勝である。
近年20勝なんてめったになく、最多勝争いは15勝レベルである。
昔の投手がそんなにすごかったか?
今の投手が惰弱になったか?
今年のヤクルトを見ると
ブキャナン 10勝11敗
小川 8勝5敗
石川 7勝6敗
原 6勝7敗
が先発陣で、
中尾 7勝3敗
カラシティー 7勝3敗(先発勝利も含む)
近藤 7勝4敗
これを見てもいかに先発陣がだらしないか、ヤクルトの攻撃陣が
試合後半に頑張ったか、リリーフ陣が優れていたのか、ということである。
今年ヤクルトは2位で勝ち越しているのである、一昔前なら15勝クラス1-2人、10勝クラス3-5人いても
不思議ない位置である。
そうみると小川泰弘がルーキーで16勝を挙げ、最多勝利は素晴らしい成績である。
小川はその後伸び悩み、怪我もあり、大投手への道のりは遠い。
バッティングマシンの発達のおかげで、野手の打撃力が著しく向上した、
とよく言われるが、その割には3割打者やホームラン30本以上がごろごろ出現というほどではないように思える。
一つ考えられるのは、子供がひ弱くなって、昔のように頑健な身体でなくなり、野手より投手の方が
圧倒的に身体に負荷がかかる(特に肩・肘に)ため、相対的に野手有利となったと考えられる。
近年の2000本安打達成者を見ると、えっあの人が?というような大打者ではなく長年こつこつと打ち続けた
選手が2000本安打を達成している。(宮本信也はその典型)
投手の石川は17年積み上げたのが163勝である。もう38歳限界です。
200勝って、15勝を13年続けないと達成できないわけで、
名球会の2000安打、200勝という基準は見直す必要がある。(まあ名球会はプロ野球選手の単なる
親睦団体ですから、外野が目くじら立てるのも変な話ですが)
明日は本題に戻りベストナイン投手編書きます。